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Facebook企業アカウント(広告アカウント)の開設方法:全手順を解説

Facebookで広告を配信したい企業向けに、企業用広告アカウントの開設前に準備する会社資料、申請から審査までの流れ、承認前後のアカウントとBusiness Manager(BM)管理の注意点をまとめて解説します。

Facebookで長期的かつ安定して広告を配信したい企業は、「企業アカウント」、つまり企業向け広告アカウントを申請することがよくあります。個人アカウントから広告を出す場合と比べ、企業アカウントは利用上限、安定性、コンプライアンスに沿った管理の面で一般的に適していますが、必要書類や申請手続きもより正式です。以下では「事前準備 → アカウント開設 → 認証提出 → アカウント管理のポイント」の順に整理します。

会社情報と営業許可証からBusiness Manager、アカウント設定、人間認証、審査までの開設フロー

開設前に準備しておく資料

初めてFacebook広告アカウントを申請する場合、審査のために会社の実情報を提出する必要があります。事前に次の資料を準備しておくとスムーズです。

  • 業種:実際の事業内容に合う業種を選択します。
  • 営業許可証:鮮明な画像をJPGまたはPNG形式でアップロードします。
  • 統一社会信用コード:入力するコードは営業許可証の情報と完全に一致している必要があります。
  • 会社メールアドレス:正常にメールを受信できるものを用意します。可能であれば、海外のメールサービスを使うとプラットフォーム通知や認証メールを受け取りやすくなる場合があります。
  • 会社の登記住所と郵便番号:住所は営業許可証と一致させます。実際の郵便番号に加え、登記住所のある都市名を英語でも入力します。
  • 公式サイト:完成済みの企業サイト、ECショップ、またはランディングページを入力できます。

営業許可証、信用コード、登記住所などの重要情報は、必ず公的書類と一致させてください。相違があると審査が長引いたり、却下されたりする可能性があります。後で別の広告アカウントを申請する場合は、以前提出した会社情報を再利用できます。

Facebook企業アカウントの開設手順

資料を準備したら、次の順番で進めます。

ステップ1:開設申請を開始する。 Facebook公式サイトにアクセスし、携帯電話番号でログインして広告アカウントの作成を選択し、申請ページに進みます。

ステップ2:会社情報を入力して提出する。 業種、営業許可証、信用コード、会社メール、登記住所、公式サイトなどの必要情報を入力します。入力後は内容を慎重に確認し、誤りがあればその場で修正します。

ステップ3:Business Managerと広告アカウントを設定する。 ここでは主に次の項目を設定します。

  • Business Manager(BM):これまでBMを登録していない場合、営業許可証上の会社名を使ってシステムが自動作成します。既存のBMがある場合は、それを利用できます。
  • 広告アカウント名とタイムゾーン:管理しやすい名前を付け、実際の広告配信地域に合わせてタイムゾーンを選択します。
  • ランディングページ:広告の遷移先となるWebサイトまたはアプリのアドレスを入力します。1回の申請につき最大5件まで登録できます。
  • Pixelコード:開設時点では通常「今は不要」を選択できます。広告アカウントが承認された後、広告アカウント階層からPixelを作成できます。
  • App ID(該当する場合):アプリを宣伝する事業であれば、該当するアプリIDを入力します。一般的なEC事業では通常不要なので、該当しない場合は無関係な情報を入力しないでください。

ステップ4:人間認証を完了して提出する。 すべての情報に誤りがないことを確認して送信をクリックし、案内に従って本人確認を完了します。

ステップ5:審査と承認を待つ。 提出後はFacebookの審査を待ちます。承認されれば企業向け広告アカウントの開設は完了し、広告キャンペーンを作成できるようになります。

開設前後のアカウントとBM管理にも注意する

アカウント開設はスタートにすぎません。長期的に安定して広告を運用できるかどうかは、アカウントとBusiness Managerをどう管理するかに大きく左右されます。見落とされやすいリスクの一つは、1つの個人アカウントがBM、Facebookページ、広告アカウントすべての唯一の管理者になっている状態です。その個人アカウントが制限され、異議申し立ても認められなかった場合、広告アカウント、ページ、BMまで利用できなくなる可能性があります。

より安定した運用のためには、通常利用している複数のFacebookアカウントをあらかじめ用意し、管理者権限を1つのアカウントだけに集中させない方法があります。また、アカウントごとにログイン環境を分けることも重要です。同じネットワークや端末環境で複数アカウントを頻繁に切り替えると、プラットフォーム側で関連付けられ、制限リスクが高まる可能性があります。

複数のFacebookアカウントやBMを同時に管理するチームでは、各アカウントに独立した安定したブラウザ環境を用意し、個別のログイン状態で対応するアカウントを管理する方法がよく使われます。これにより環境の交差と関連付けリスクを抑えられます。新規アカウントの初期段階では、一定の活動ペースを保つなどの反復作業を自動化フローとして整理し、手作業を減らすこともできます。具体的な構成は、チームが実際に管理するアカウント数に応じて決めればよいでしょう。

まとめ

Facebook企業アカウントの開設自体は複雑ではありません。重要なのは、申請時に会社情報を正確に準備することと、承認前後にBMの管理者権限およびログイン環境の分離を適切に管理することです。資料が真正で情報が一致していれば、審査はよりスムーズに進みます。管理者を分散し、環境を分けておくことは、開設した広告アカウントを長く安定して利用するためにも役立ちます。